初心者がAIでLINEスタンプを作ってみた|作成・申請・販売までの記録

AI副業

「自分で作ったものを販売して、副業にすることはできるのかな?」

これまで副業というと、クラウドソーシングで案件に応募したり、ブログを書いたりといった方法を中心に試してきました。

しかし、副業について調べていくうちに気になったのが、自分で商品を作って販売する方法です。

そこで今回挑戦したのが、LINEスタンプ。

イラストを一から描くのは難しいですが、AIを使えば初心者でも作れるのでは?と思い、実際に24個のLINEスタンプを作って販売してみることにしました。

この記事では、AIを使ったLINEスタンプの作成から、LINE Creators Marketへの申請、審査、実際に販売を開始するまでの流れをまとめます。

「AIを使えば簡単に稼げる」という話ではなく、初心者が実際にやってみた記録として紹介していきます。

AIを使ってLINEスタンプ作りに挑戦

今回LINEスタンプを作ろうと思ったきっかけは、「自分の商品を作って販売する副業」を一度試してみたかったからです。

これまで挑戦してきたクラウドソーシングでは、基本的に募集されている案件に応募し、採用されて初めて仕事ができます。

一方、LINEスタンプのようなデジタル商品なら、自分で商品を作って販売するところまで進められます。

もちろん、販売したからといって売れるとは限りません。

それでも、初心者が自分で商品を作って販売した場合、本当に副業として収益を得られるのかを実際に確かめてみたいと思い、挑戦することにしました。

まずはどんなLINEスタンプを作るか考える

最初に決めたのは、スタンプのキャラクターと内容です。

今回作ったのは、マーモセットをモチーフにした「ゆるふわマーモセット」のスタンプ。

マーモセットにした理由は、個人的に家族思いな部分が好きだからです。

せっかく作るなら、見た目のかわいさだけではなく、普段のLINEで使いやすいものにしたいと考えました。

そこで、

  • あいさつ
  • 返事
  • お礼
  • 相手を気づかう言葉
  • 忙しいときにも使いやすい言葉

など、日常のやりとりで使う場面を考えながら内容を決めていきました。

最終的に、24個のスタンプを作ることにしました。

LINE Creators Marketでは、通常の静止画スタンプは8個・16個・24個・32個・40個から販売する個数を選択できます。今回はその中から24個を選びました。

AIを使って24個のスタンプを作成

キャラクターと使いたい言葉を決めたら、まずAIを使ってイラストを作っていきました。

AIを使えば一瞬で24個完成するのでは、と思うかもしれません。

実際にやってみると、「AIに作ってもらえば終わり」というほど簡単ではありませんでした。

同じキャラクターのつもりでも、生成するたびに顔つきや体の形が少し変わったり、思っていたポーズにならなかったりします。

「この表情はいいけれど、こっちは少し違う」

「もう少しポーズを変えたい」

など、実際にスタンプとして並べてみると気になるところも出てきました。

キャラクターの見た目をそろえたいときは、AIに指示する際に「シード値を合わせて」と伝えると、比較的同じ見た目のキャラクターを生成しやすくなりました。

ただし、完全に同じ見た目になるわけではないため、表情や体の形などを確認しながら調整しています。

文字入れはCanvaで

イラストが揃ったら、Canvaに画像を取り込んで文字を入れていきました。

AIでイラストと文字をまとめて生成するのではなく、イラストはAI、文字入れはCanvaと役割を分けています。

「ありがとう」「おつかれさま」など、あらかじめ考えていた言葉をそれぞれのイラストに配置し、スタンプとして見たときに読みやすい大きさや位置になるよう調整しました。

文字の位置が決まったら、背景透過で保存をしました。一度保存をして、AIなどを活用して背景透過にしても問題ありません。

スタンプとして申請するときに、デザインとして背景まで1つのスタンプに入れるかどうかでこの作業は変わります。

24個すべてを並べてみると、文字の大きさや配置の違いも気になります。1個ずつ作るだけではなく、セットとして見たときの統一感も確認しながら仕上げました。

このように、AIで画像を生成してそのまま販売するのではなく、AIでイラストを作成し、Canvaで文字を入れ、気になる部分を修正しながら24個を完成させました。

日常で使いやすい言葉を意識した

今回特に意識したのは、実際のLINEで使う場面が想像できることです。

「ありがとう」「おつかれさま」といった定番の言葉だけでなく、「無理しないでね」「返信不要です」など、相手を気づかうときに使える言葉も入れました。

LINE Creators Marketの制作ガイドラインでも、日常会話やコミュニケーションで使いやすく、表情・メッセージ・イラストが分かりやすいスタンプが推奨されています。

作っていると、つい「かわいいものを作りたい」という気持ちが先に出ます。

しかし、商品として考えるなら、買った人が実際に使いやすいかどうかも大切なのではないかと感じました。

LINE Creators Marketから販売申請

24個のスタンプが完成したら、次は販売のための登録です。

LINEスタンプは、LINE Creators Marketからクリエイター登録を行い、タイトルや説明文などの情報と画像を登録して審査を申請します。

公式サイトでは、

クリエイター登録 → テキスト・画像の登録 → 審査 → 販売開始 → 売上の受け取り

という流れになっています。

今回のスタンプには、

「ゆるふわマーモセットの日常使いスタンプ」

というタイトルを付けました。

最初はキャラクター自体にオリジナルの名前を付けることも考えました。しかし、思いついた名前がすでにほかの商品やサービスなどで使われていたり、商標登録されていたりする可能性があります。

そのため、キャラクター名を付けて販売する場合は、すでに同じ・似た名称が使われていないか、商標登録されていないかを事前に確認しておく必要があります。

説明文は、

返事も気づかいも、ゆるっとかわいく。毎日のあいさつから「無理しないでね」「返信不要です」まで、日常のやりとりに使いやすいマーモセットの24個セットです。

としました。

ここまで登録したら、内容を確認して審査をリクエストします。

LINEスタンプの審査へ

申請すれば、すぐに販売できるわけではありません。

登録したスタンプはLINE側の審査を受け、販売基準を満たしていると判断される必要があります。LINE Creators Marketでは、画像のフォーマットだけでなく、権利関係や表現などについても審査基準が設けられています。

初めての申請だったので、

「ちゃんと通るかな」

と少し不安もありました。

特に今回はAIを使って作ったスタンプです。

24個作り終えても、審査を通過しなければ販売することはできません。

なぜかメールアドレスが通らず、登録でつまずく

LINEスタンプを作り終えたら、LINE Creators Marketから販売に向けた手続きを進めました。

ところが、私はここで思わぬところにつまずきました。

なぜかメールアドレスが弾かれてしまい、登録を進めることができなかったのです。

何度試してもうまくいかず、LINE側へ2回問い合わせをしました。

LINE公式ヘルプを確認すると、一部のメールアドレスでは、迷惑メールフィルターの設定にかかわらず登録完了メールが届かない事象が報告されているとのこと。対象となるドメインも掲載されており、30分以上待っても届かない場合は、Gmailなど別のメールアドレスで再度試すよう案内されています。

私の場合は問い合わせをしたあとに再度試してみると、なぜか普通に通りました。使ったアドレスはGmailだったので、結局何が原因だったのかは分かっていません。

LINEスタンプ作りそのものではなく、まさか登録の段階でここまで苦戦するとは思いませんでした。

結果を待ち、無事に審査承認となりました。

審査承認後、LINEスタンプを販売開始

審査に通ったら、いよいよ販売です。

LINE Creators Marketでは、審査で承認されたあとに「リリース」を行うことで、スタンプショップやLINE STOREなどで販売が開始されます。

こうして、初めて作ったLINEスタンプ、

「ゆるふわマーモセットの日常使いスタンプ」

を無事に販売するところまで進めることができました。

▶︎ ゆるふわマーモセットの日常使いスタンプを見てみる

自分が考えたキャラクターが実際に商品ページに並んでいるのを見ると、「本当に販売できたんだ」と少し不思議な感覚でした。

副業として収益になるかどうかはまだ別の話ですが、少なくとも初心者でも、AIを使いながら商品を作り、販売するところまでは進められました。

実際に作って分かったこと

今回やってみて一番感じたのは、AIを使っても、完全にお任せで商品が完成するわけではないということです。

キャラクターを考える。

使う言葉を決める。

画像を生成する。

気になるところを修正する。

24個の統一感を確認する。

販売情報を登録する。

審査を申請する。

実際に一通り経験してみると、「AIでLINEスタンプを作る」という一言の中にも、思っていたより多くの作業がありました。

一方で、私はイラストを一から描けるわけではありません。

それでも販売できる形まで作れたことを考えると、AIによって商品作りに挑戦するハードルは下がっているとも感じました。

LINEスタンプは副業として稼げる?

ここは、まだ結論を出せません。

今回の目的は「LINEスタンプを作ること」だけではなく、自分で商品を作って販売した場合、本当に副業として収益を得られるのかを試すことだからです。

販売できたことと、収益を得られることは別です。

LINE Creators Marketでは、販売されたスタンプについて所定の手数料などを差し引いたうえでクリエイターへの分配が行われます。

しかし、そもそも購入されなければ収益にはなりません。

そのため、今回の記事では「販売できた」まで。

このスタンプが実際に売れるのか、どのくらいの売上になるのかについては、販売後の結果を見て改めて記事にしたいと思います。

たとえ売上が0円だったとしても、それも「初心者がLINEスタンプ販売をやってみた結果」のひとつです。

実際の数字まで含めて記録していきます。

まとめ|初心者でもAIを使ってLINEスタンプを販売できた

今回は、AIを使って24個のLINEスタンプを作り、申請・審査を経て実際に販売するところまで進めました。

始める前は「本当に自分でLINEスタンプを販売できるのかな」と思っていましたが、一つずつ進めていけば、初心者でも販売開始までたどり着くことができました。

ただし、販売できた=副業として稼げた、ではありません。

ここから実際に購入されるのか。

そして、自分で作った商品から収益を得ることができるのか。

しばらく販売状況を確認しながら、結果も記録していきたいと思います。

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